九州身体障害者陸上競技協会は身体障害者の車いす・陸上競技の競技協会です
九州身体障害者陸上競技協会
フリーマーケット リンク集
協会のご案内大会・イベント情報大会日程大会・イベント報告選手名鑑各県情報トレーニング・研究
医療法人社団 寿量会 熊本機能病院株式会社 イシヌキ株式会社 橘木メディカル オムロン
HOME大会・イベント報告 > 北京パラリンピック候補選手強化合宿報告
北京パラリンピック候補選手強化合宿報告

9月6日から4日間、日本身体障害者陸上競技連盟の強化合宿を、初めて熊本県の阿蘇で実施しました。

競技シーズン直前ということで、残暑も厳しいことから、少しでも涼しい所で練習ができればと考え、阿蘇合宿を計画した。また、場所の選定には、陸上競技場周辺の農道を利用したヒルトレーニングやLSD等の多様な練習が可能で、車いすの中・長距離選手にとっては、より充実した練習が期待できたことや、練習の疲れを癒し快適に利用できる設備の整った宿泊施設と、限られた時間を効率よく使える両施設間の距離やスムーズなアクセス等も考慮しコーディネートしました。
合宿初日、願いもむなしく、全国的な猛暑は阿蘇も例外ではなく、厳しい残暑が選手たちを迎えました。
練習は、各選手が、北京パラリンピックA標準記録を突破している種目を重点的に、各競技グループに分かれて実施しました。スタッフも、限られた人数の中で、それぞれが担当者となり、選手と話し合いながら、課題の克服など目的を絞った練習メニューを作成し、実施しました。スタッフが少かったため、選手に充分な対応ができなかったことは、大変心苦しく申し訳なく思いました。一方、そのスタッフとして協力いただいた福岡大学、熊本大学の皆様には、心から感謝しています。

今回、初めての試みとして、合宿の期間中にボディーケアを実施しました。協力していただいた療法士の方々には、忙しい中施術していただき大変感謝しています。
今回の合宿について、選手からは、好意的な意見が多かったものの、様々な意見が寄せられた。連盟としては、今後も選手の意見や要望を聞きながら、北京パラリンピックに向けて、継続的に合宿を実施していきたいと考えています。
この度、阿蘇合宿を数ヶ月に渡って準備してきました。選手たちにとって、整った環境で効果的な練習ができる充実した合宿ということを、常に念頭に置き、自分なりに模索尽力してきたつもりであります。ありがたいことに、今回の開催地である阿蘇市長を初め、阿蘇市教育委員会、阿蘇ロータリークラブ、そして、市民の方々に、ご理解ご協力いただき、さらに、宿舎を共にした観光客の方々にまでご支援をいただき、感動的な機会を得、事故も無く無事に終了することができました。このように、合宿を支えていただいた多くの方々の善意に心から感謝します。

最後に、今回の合宿に、ご協力ご支援いただきました多くの方々に、心からお礼申し上げます。




Copyright Kyusyu Association of Athletics Federations for the Disabled All Rights Reserved.
〒860-8518 熊本市山室6丁目8-1 熊本機能病院内
e-mail: info@9srk.jp メールアドレスが新しくなりました。