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2012厦門アモイ国際車いすマラソン大会

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大分県 T54 佐矢野選手

今回の大会は、日本人の代表としての参加ということで、気合い十分でレースに挑みました。
しかし、スタート直後の混雑の中、接触、転倒してしまい、早くもトップ集団から大きく離されてしまいました。 なんとか起き上がって最下位スタートからレースに復帰し、少しでも前との差を縮めようと必死に走りました。
前半は路面の状態も良く、追い風だった為28〜34キロくらいのペースでガンガン漕いでいました。 しかし、中盤から向かい風に変わり、また、アップダウンのあるコースだった為、18〜26キロくらいまで一気にペースが落ちてしまいました。
10キロ地点で6位の中国人選手に追いついてそのまま前を引っ張り、5位の選手も吸収しました。 3人の集団になりましたが、言葉が通じないのでローテーションの相談ができず、ズルズル前を引っ張るはめに・・・。 疲れが出始めた頃に、後ろにいた二人が一気に逃げに入り、それに対応できなかった僕は少しずつ離されてしまいました。
上手く利用されたな、と反省しつつ、せめてこのままの順位でゴールしようと気持ちを持ち直し、なんとかゴール。結果は7位でした。
今回の大会では、日本では当たり前のことが海外では通用しないことを知ったり、外国人選手だらけのレース展開はいつも以上に読むのが難しいと実感できたりと、国内レースだけでは得られないたくさんの経験ができました。
このレースで経験したことを無駄にしないよう、いっそう気合いを入れて練習に励みたいと思います。
最後になりましたが、大会に同行してくださったスタッフの皆様、慣れない海外遠征でたくさんのご迷惑をお掛けしました。
皆様の心配りのお蔭で、移動や言葉などを気にせずレースに集中することができました。本当にありがとうございました。

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事務局

ワーオ・・!参加者7万人、さすが人口世界一の国中国の市民マラソンだ!

その大会の車いすマラソン部門に日本人が招待され、3選手が出場した。
レースと成績

 日本のトップアスリートの一人洞ノ上選手が力を見せ、北京パラリンピック400mT54金メダリストを含む3名の選手を置き去りにし、独走態勢を築いた。が、15km地点でなんとパンクし、ほぼ手中にしていた優勝を逃してしまった。一方、吉田選手は、スタートから飛び出し、5km地点まで積極的に先頭集団を引っ張っていたが、最終的には中国チーム(3名)に交わされ4位でゴールした。また、九州身障陸協の佐矢野選手は、スタート直後のクラッシュに巻き込まれ、その遅れが影響し7位と、悔しくも残念な結果となった。
いずれの選手にとっても、満足のいく結果ではなかったものの貴重な経験となり、これからの成長につながる国際大会だったと確信している。
 大会を終え、中国の経済成長と共に、マラソン人口も増加し、車いすで出場できる大会も増え、車いすマラソンの選手たちの競技力が急成長していることを肌で感じた。
 この大会は、来年も開催予定であり、皆さんも7万人の参加する大会を実感してみませんか?情報が入り次第、皆さんへは当協会HPでご案内します。ご注目下さい。

 
   
   

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